ルート3776 [山]
先日、ニュースで、富士山の「3776ルート」と言うものがあることを知った。
どうやら、標高0mの駿河湾田子の浦港から富士山山頂まで、3泊4日かけて登ると言うものらしい。
[リンク]
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6242043
この記事を見て思い出したのは、昔、誰かから聞いた、標高0mからの富士登山ルートを開拓している人がいると言う話である。
厳密に言えば、開拓と言うより、昔存在した登山道を復活させようとしてる、と言う話だった。
今となっては廃道化してしまった登山道を、1人切り開いているらしい。
その話を聞いた時、すごい興味深く感じた。
「標高0mから」と言うところにも登山の原点?というか、潔さと言うか、本質を攻めるカッコよさを感じたし、
その道を1人で整備している人がいる、ということにも感銘を受けた。
このニュース記事の3776ルートが、噂で聞いたルートなのかどうかは定かではないが、
実際にこういうルートが存在すると言うのは、素晴らしいことだと感じる。
「登山は海抜0mから」ということにこだわる登山者がいると聞くが、
こだわりすぎることもよろしくないが、途中まで車を使うのではなく、
日本の一番低いところから一番高いところまで自分の力で登り切る、と言うところに意味がある。
かと言って自分がこのルートを辿ってみたいかと言うと・・・
もう少し歳を取ってから、改めて考えてみたいと思う。。。
どうやら、標高0mの駿河湾田子の浦港から富士山山頂まで、3泊4日かけて登ると言うものらしい。
[リンク]
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6242043
この記事を見て思い出したのは、昔、誰かから聞いた、標高0mからの富士登山ルートを開拓している人がいると言う話である。
厳密に言えば、開拓と言うより、昔存在した登山道を復活させようとしてる、と言う話だった。
今となっては廃道化してしまった登山道を、1人切り開いているらしい。
その話を聞いた時、すごい興味深く感じた。
「標高0mから」と言うところにも登山の原点?というか、潔さと言うか、本質を攻めるカッコよさを感じたし、
その道を1人で整備している人がいる、ということにも感銘を受けた。
このニュース記事の3776ルートが、噂で聞いたルートなのかどうかは定かではないが、
実際にこういうルートが存在すると言うのは、素晴らしいことだと感じる。
「登山は海抜0mから」ということにこだわる登山者がいると聞くが、
こだわりすぎることもよろしくないが、途中まで車を使うのではなく、
日本の一番低いところから一番高いところまで自分の力で登り切る、と言うところに意味がある。
かと言って自分がこのルートを辿ってみたいかと言うと・・・
もう少し歳を取ってから、改めて考えてみたいと思う。。。
久々の復帰戦 [山]
土曜日は久々の山。
今回のコースは、奥多摩駅~大岳山~御岳山~武蔵五日市駅。
なかなか距離があるため、始発の電車で向かうことに。
ところが・・・
朝、ふと目が覚めると、
8時前。
あれ、会社行かないと・・・ん?今日は休みか・・・
・・・・・・あ、、、山・・・
久々にやってしまった。。大寝坊&大遅刻でございます。。
そもそも昨日どうやって寝たのか記憶がない。。。
会社の飲み会で2次会まで行っちゃったのが悪かったな・・・
と、言うわけで、一緒に行こうと約束していた相方様にごめんなさいメールを入れ、
私は武蔵五日市から逆ルートを辿り、出会ったら引き返す作戦と言う、
なんとも情けない復帰戦となってしまった。。。
途中、拝島と間違えて昭島で降りる・・・
マジか~・・・次の電車を待つ・・・
武蔵五日市駅。初めてきた。
結構立派な駅ですね。
さっきまで晴れてたのに、、、ゆ、雪が降っている・・・
と、とにかく進まねば・・・
武蔵五日市駅から金毘羅山へ行くルートはとても分かりにくい。
この交差点で曲がらないといけないのだが、
道標が民家の中にある・・・
なぜ??路上には立てられなかったのか・・・
熊・・・鈴ないや・・・もし、熊にあったら、食べられるしかないんだろうか。。。
もう、紅葉の季節は終わった。
金毘羅山。
どんよりと曇っている。
さっきまであんなに晴れてたのに!!
まぁ、復帰戦なので、どんどん行きますよ。
瀬音の湯方面への分岐の道標。
ちょっと、気になる文字が・・・
・・・『ありがとうございます』???
な、なぜに??
そんな言葉で、俺が温泉に行くとでも思っているのか!!!
(でも、ちょっと行きたいかも・・・)
金毘羅尾根は歩きやすいな~。
と、しばらく進んでいると前から相方様登場!!!
はるばる奥多摩駅から7時間掛けて歩いてこられた相方様。。。
深々と謝罪をし、武蔵五日市駅までUターン。。。
相方様によると、御岳山辺りから雪がすごかったらしい。
でも、晴れてきた^^v
12月なのに、ススキ。
金毘羅山からの展望。ここで一服。
相方様がビールを持って来てくれた。
でも、寒過ぎてとても飲めるような状態ではなかった。。。
さすが今年一番の寒気。めちゃめちゃ冷えてる~。。。
と、言うわけで久々の復帰戦、手頃なウォーミングアップになりました。
遅刻と飲み過ぎには気をつけよう。。。
今シーズンは雪の雲取に行ってみたいなぁ。
今回のコースは、奥多摩駅~大岳山~御岳山~武蔵五日市駅。
なかなか距離があるため、始発の電車で向かうことに。
ところが・・・
朝、ふと目が覚めると、
8時前。
あれ、会社行かないと・・・ん?今日は休みか・・・
・・・・・・あ、、、山・・・
久々にやってしまった。。大寝坊&大遅刻でございます。。
そもそも昨日どうやって寝たのか記憶がない。。。
会社の飲み会で2次会まで行っちゃったのが悪かったな・・・
と、言うわけで、一緒に行こうと約束していた相方様にごめんなさいメールを入れ、
私は武蔵五日市から逆ルートを辿り、出会ったら引き返す作戦と言う、
なんとも情けない復帰戦となってしまった。。。
途中、拝島と間違えて昭島で降りる・・・
マジか~・・・次の電車を待つ・・・
武蔵五日市駅。初めてきた。
結構立派な駅ですね。
さっきまで晴れてたのに、、、ゆ、雪が降っている・・・
と、とにかく進まねば・・・
武蔵五日市駅から金毘羅山へ行くルートはとても分かりにくい。
この交差点で曲がらないといけないのだが、
道標が民家の中にある・・・
なぜ??路上には立てられなかったのか・・・
熊・・・鈴ないや・・・もし、熊にあったら、食べられるしかないんだろうか。。。
もう、紅葉の季節は終わった。
金毘羅山。
どんよりと曇っている。
さっきまであんなに晴れてたのに!!
まぁ、復帰戦なので、どんどん行きますよ。
瀬音の湯方面への分岐の道標。
ちょっと、気になる文字が・・・
・・・『ありがとうございます』???
な、なぜに??
そんな言葉で、俺が温泉に行くとでも思っているのか!!!
(でも、ちょっと行きたいかも・・・)
金毘羅尾根は歩きやすいな~。
と、しばらく進んでいると前から相方様登場!!!
はるばる奥多摩駅から7時間掛けて歩いてこられた相方様。。。
深々と謝罪をし、武蔵五日市駅までUターン。。。
相方様によると、御岳山辺りから雪がすごかったらしい。
でも、晴れてきた^^v
12月なのに、ススキ。
金毘羅山からの展望。ここで一服。
相方様がビールを持って来てくれた。
でも、寒過ぎてとても飲めるような状態ではなかった。。。
さすが今年一番の寒気。めちゃめちゃ冷えてる~。。。
と、言うわけで久々の復帰戦、手頃なウォーミングアップになりました。
遅刻と飲み過ぎには気をつけよう。。。
今シーズンは雪の雲取に行ってみたいなぁ。
2014年、夏、伊吹山 [山]
今年の夏休みは、台風11号がドンピシャでやってきたので、
予定が崩れた方も多かったのではないでしょうか。
私も2泊3日で南アルプスに行く予定だったのですが、
そりゃぁ、台風の中3,000m越の山々になんて行けないですよね、
と言うことで、台風が過ぎ去った後に
日帰りで伊吹山に行ってきました。
伊吹山は滋賀県米原付近にある標高1,377mの山で、
日本百名山の1つです。
晴れていれば新幹線からも良く見えるので、
その堂々たる山容に目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
下界から見る伊吹山。
その日は11時に登り始め、頂上には14時半着。
日頃の運動不足がたたる結果となりましたが、
曇りがちな天候だったのでまだマシでした。
これで晴れてたらヘトヘトだっただろうな・・・
と言うのも、伊吹山のコースはほとんど樹木がない草原地帯になっていて、
日光を遮るものがないのです。
その代わり、晴れていれば琵琶湖を望む雄大な景色が見えるのです。
雄大な景色を眺めつつ、頑張って登ります。
5合目から山頂を見上げます。
なんと5合目には自販機がありました!!
8合目付近??から撮影。
標高が上がるに連れ、傾斜が増して岩場も多くなりますが、
展望も良くなります。
ちなみにこの写真に3合目~7合目辺りが写っています。
ジグザグの道筋。
山頂はもうすぐ。
頂上付近はこんな感じでだだっ広い草原が広がってます。
そして、実は茶屋やお土産屋などがあり、結構栄えてます。
実は、ドライブウェイがあり、車で上がってくることができるんです笑
こういうパターンの山頂は、歩いて登ってくるとちょっとショックですね。。。
山頂から北側の展望。
伊吹山頂。
多くの人で賑わってました。
帰りはタタタ~っと降りて、18時頃に下山。
程良く疲れていい運動になり、景色も見れて充実の登山となりました。
実は、伊吹山は去年の冬にも行っていて、今回が2回目なのですが、
blogを確認したらその時の記事はあげてないんですね・・・
と言うわけで、また冬の様子もアップします。そのうち☆
予定が崩れた方も多かったのではないでしょうか。
私も2泊3日で南アルプスに行く予定だったのですが、
そりゃぁ、台風の中3,000m越の山々になんて行けないですよね、
と言うことで、台風が過ぎ去った後に
日帰りで伊吹山に行ってきました。
伊吹山は滋賀県米原付近にある標高1,377mの山で、
日本百名山の1つです。
晴れていれば新幹線からも良く見えるので、
その堂々たる山容に目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
下界から見る伊吹山。
その日は11時に登り始め、頂上には14時半着。
日頃の運動不足がたたる結果となりましたが、
曇りがちな天候だったのでまだマシでした。
これで晴れてたらヘトヘトだっただろうな・・・
と言うのも、伊吹山のコースはほとんど樹木がない草原地帯になっていて、
日光を遮るものがないのです。
その代わり、晴れていれば琵琶湖を望む雄大な景色が見えるのです。
雄大な景色を眺めつつ、頑張って登ります。
5合目から山頂を見上げます。
なんと5合目には自販機がありました!!
8合目付近??から撮影。
標高が上がるに連れ、傾斜が増して岩場も多くなりますが、
展望も良くなります。
ちなみにこの写真に3合目~7合目辺りが写っています。
ジグザグの道筋。
山頂はもうすぐ。
頂上付近はこんな感じでだだっ広い草原が広がってます。
そして、実は茶屋やお土産屋などがあり、結構栄えてます。
実は、ドライブウェイがあり、車で上がってくることができるんです笑
こういうパターンの山頂は、歩いて登ってくるとちょっとショックですね。。。
山頂から北側の展望。
伊吹山頂。
多くの人で賑わってました。
帰りはタタタ~っと降りて、18時頃に下山。
程良く疲れていい運動になり、景色も見れて充実の登山となりました。
実は、伊吹山は去年の冬にも行っていて、今回が2回目なのですが、
blogを確認したらその時の記事はあげてないんですね・・・
と言うわけで、また冬の様子もアップします。そのうち☆
蘇武岳 その2 [山]
前回からの続き 蘇武岳登山
その1
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2013-09-08
今回は下山編である。
蘇武岳頂上からは林道を歩き、奥神鍋スキー場方面山田へと降りるルートを取る。
早速頂上から林道へ降りる道が見当たらないが、
来た道(名色方面)を戻り、草原が始まるくらいのところに林道に降りる道がある。
広域基幹林道蘇武線。
しっかりと舗装された林道である。
・・・まぁ、所々崩れてはいるが、それも林道ならでは。
この林道のミラーは一切やる気がないらしい。
標識がえらく下の方まで下がっている。
これを見た親父は、誰かがいたずらしたのだろうと言っていたが、
そんな暇な奴がいるだろうか。。。
恐らく先ほどのミラー含め、これは雪の仕業である。
この林道歩きも結構長い・・・直射日光が容赦なく降り注ぐ・・・
暑い・・・のどカラカラ・・・助けて・・・
さてここで雲行きの怪しい事態が発生。
途中地図には林道出合というポイントがあり、そこから登山道が始まるのだが、
私たちはその道を見つけることができなかった。
まぁ、もう一度その登山道と交差するポイントがあるので、そちらまで向かうことにする。
奥神鍋スキー場を横断する。
夏のスキー場は草ぼうぼう・・・
下界が見渡せる。なかなかの景色。
夏は座席が取り外されているリフト。
シーズン外のスキー場はなんとも言えない静けさがある。
そういえば、昔富山でもスキー場を歩いたなぁ。。。
地図では登山道がもう少し先にあるので進む。
しかし、登山道のようなものを見つけることができないまま、町堺まで来てしまった。
あれ?行き過ぎだなと思い、引き返す。
地図によると、ここが登山道のある地点で、林道と登山道が交差しているのだが、
まったくルートが見当たらない。。。
先ほど通ったはずの林道出合の方向に、若干、道のようなものが確認できたが、
草ぼうぼうで立ち入ることができない。。。
下山方面に至っては深い藪が生い茂り、
もはやここに道があるなんて思えない状態。。。
父が捜索を試みるが、とても歩けるような道はないとのこと。。。
やはり山田まで降りる登山道は荒廃していたのだった。。。
やばい・・・ここまで来て登山道が通れないとは・・・
頂上まで引き返すか・・・
しかし、それはしんどすぎる。。。
と、ここで父からスキー場を下っていけばよいのではないか、との提案が。
確かにスキー場だから麓までコースが続いているはずである。
しかし無事たどり着けるとの保証はない。
果たして麓までたどり着けるのか。。。
いざ、下山スタート!!!
スキー場はかなり傾斜があり、膝をカクカク言わせながら降りて行く。
そういえば奥神は中級コースが多かったな・・・
だだっ広い草原となったスキー場を、ルートを模索しながら降りて行く。
レストハウス的な場所まで降りてきた。
四季の館と書いてあるが、とりあえず夏は営業してないぢゃないか・・・
ふと目をやると、なんか見たことのある地形が・・・
あ!これは奥神鍋と万場スキー場を結ぶリフトだ。
冬スノボに来て乗ったことがあるが、結構な急斜面だな・・・
ここからは道があったので、そちらに向かって歩いて行く。
道を抜けるとさらにスキー場!!!
麓までもうひと踏ん張り。
ふ~。なんとかスキー場を下まで降りることができた。
しかし、登山道ではなく、自分でルートを探しながら降りて行くこの感じ、なかなかおもしろい。
雪山なんか行く人はこういうルート取りがおもしろいのかな。
もう喉がカラカラで、自販機で買った飲み物1リットルくらいを一気に飲み干してしまった。。。
道の駅にある温泉施設「ゆとろぎ」で汗を流す。
しかし軽く熱中症みたいになっていたのか、
温泉を出てから汗が止まらず、服がびしょびしょになるほどだった。
夏の登山の水は本当に気をつけなければならないと感じた。
きっと1人当たり3リットルくらい持って行った方がいいのだろう。
駐車場に帰り付いた時、雷雲が立ち上っていた。
道がないというアクシデントはあったものの、
無事に蘇武岳を登り切ることができて感無量である。
【コースタイム】
08:10 名色駐車場
08:40 作業道出合い
09:25 水飲み場
10:00 登山口
11:05 蘇武岳頂上(着)
11:35 蘇武岳頂上(発)
12:30 林道出合(登山道なし)
12:55 町境(行き過ぎで引き返す)
13:10 奥神鍋スキー場上
13:30 レストハウス(四季の館)
14:10 山田
14:30 ゆとろぎ
その1
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2013-09-08
今回は下山編である。
蘇武岳頂上からは林道を歩き、奥神鍋スキー場方面山田へと降りるルートを取る。
早速頂上から林道へ降りる道が見当たらないが、
来た道(名色方面)を戻り、草原が始まるくらいのところに林道に降りる道がある。
広域基幹林道蘇武線。
しっかりと舗装された林道である。
・・・まぁ、所々崩れてはいるが、それも林道ならでは。
この林道のミラーは一切やる気がないらしい。
標識がえらく下の方まで下がっている。
これを見た親父は、誰かがいたずらしたのだろうと言っていたが、
そんな暇な奴がいるだろうか。。。
恐らく先ほどのミラー含め、これは雪の仕業である。
この林道歩きも結構長い・・・直射日光が容赦なく降り注ぐ・・・
暑い・・・のどカラカラ・・・助けて・・・
さてここで雲行きの怪しい事態が発生。
途中地図には林道出合というポイントがあり、そこから登山道が始まるのだが、
私たちはその道を見つけることができなかった。
まぁ、もう一度その登山道と交差するポイントがあるので、そちらまで向かうことにする。
奥神鍋スキー場を横断する。
夏のスキー場は草ぼうぼう・・・
下界が見渡せる。なかなかの景色。
夏は座席が取り外されているリフト。
シーズン外のスキー場はなんとも言えない静けさがある。
そういえば、昔富山でもスキー場を歩いたなぁ。。。
地図では登山道がもう少し先にあるので進む。
しかし、登山道のようなものを見つけることができないまま、町堺まで来てしまった。
あれ?行き過ぎだなと思い、引き返す。
地図によると、ここが登山道のある地点で、林道と登山道が交差しているのだが、
まったくルートが見当たらない。。。
先ほど通ったはずの林道出合の方向に、若干、道のようなものが確認できたが、
草ぼうぼうで立ち入ることができない。。。
下山方面に至っては深い藪が生い茂り、
もはやここに道があるなんて思えない状態。。。
父が捜索を試みるが、とても歩けるような道はないとのこと。。。
やはり山田まで降りる登山道は荒廃していたのだった。。。
やばい・・・ここまで来て登山道が通れないとは・・・
頂上まで引き返すか・・・
しかし、それはしんどすぎる。。。
と、ここで父からスキー場を下っていけばよいのではないか、との提案が。
確かにスキー場だから麓までコースが続いているはずである。
しかし無事たどり着けるとの保証はない。
果たして麓までたどり着けるのか。。。
いざ、下山スタート!!!
スキー場はかなり傾斜があり、膝をカクカク言わせながら降りて行く。
そういえば奥神は中級コースが多かったな・・・
だだっ広い草原となったスキー場を、ルートを模索しながら降りて行く。
レストハウス的な場所まで降りてきた。
四季の館と書いてあるが、とりあえず夏は営業してないぢゃないか・・・
ふと目をやると、なんか見たことのある地形が・・・
あ!これは奥神鍋と万場スキー場を結ぶリフトだ。
冬スノボに来て乗ったことがあるが、結構な急斜面だな・・・
ここからは道があったので、そちらに向かって歩いて行く。
道を抜けるとさらにスキー場!!!
麓までもうひと踏ん張り。
ふ~。なんとかスキー場を下まで降りることができた。
しかし、登山道ではなく、自分でルートを探しながら降りて行くこの感じ、なかなかおもしろい。
雪山なんか行く人はこういうルート取りがおもしろいのかな。
もう喉がカラカラで、自販機で買った飲み物1リットルくらいを一気に飲み干してしまった。。。
道の駅にある温泉施設「ゆとろぎ」で汗を流す。
しかし軽く熱中症みたいになっていたのか、
温泉を出てから汗が止まらず、服がびしょびしょになるほどだった。
夏の登山の水は本当に気をつけなければならないと感じた。
きっと1人当たり3リットルくらい持って行った方がいいのだろう。
駐車場に帰り付いた時、雷雲が立ち上っていた。
道がないというアクシデントはあったものの、
無事に蘇武岳を登り切ることができて感無量である。
【コースタイム】
08:10 名色駐車場
08:40 作業道出合い
09:25 水飲み場
10:00 登山口
11:05 蘇武岳頂上(着)
11:35 蘇武岳頂上(発)
12:30 林道出合(登山道なし)
12:55 町境(行き過ぎで引き返す)
13:10 奥神鍋スキー場上
13:30 レストハウス(四季の館)
14:10 山田
14:30 ゆとろぎ
蘇武岳 その1 [山]
私は道路好きなので、地元兵庫県を走る国道なんてものは熟知している。
と言うのはウソなのだが、兵庫県北部に国道482号線という国道が走っている。
昔は至る所で分断されていたが、最近はトンネルが続々と出来、
かなり繋がって来ている国道だ。
その中でも特に長いトンネルに「蘇武トンネル」と言うものがある。
私はその蘇武トンネルを通る度に、
このトンネルの上にある山に登ってみたいという衝動に駆られていた。
そう、その山こそ、蘇武岳である。
今回は夏休みを利用して父親と登りに行ってきた、
そのレポートをお届けしたいと思う。
蘇武岳へのアプローチは主に神鍋高原からと阿瀬渓谷からの2つがあるが、
今回は神鍋高原から登ることにした。
名色の駐車場に車を停める。
駐車場は限りなく広い。
冬場はスキー場の駐車場として賑わうのだろう。
・・・と思ったら名色スキー場は2010年のシーズンをもって廃止されてしまったらしい。。。
さぁいよいよ出発である。
蘇武岳への入口には標識が設置されている。
ちなみに蘇武岳頂上はここからは見えてない・・・と思う。
しばらく進むと電気柵がある。
この電気柵については事前に調査しており、
昼間は電気が流れていないという情報を入手していたが、
なぜか柵は張っておらず、普通に素通りできてしまった。
コースの至る箇所にこのような標識があり、現在地を把握できるようになっている。
名色~蘇武岳頂上のコースはかなりの割合を林道が占める。
林道と言っても一般車は立ち入り禁止なので、車に気を使うことはない。
・・・と思ったら、1台の軽トラが通過して行った。
林業関係者の方だろうか。
出発から30分で、作業道出合。
この写真は、1つ前の軽トラがいる辺りから振り返って撮ったものである。
ここからは勾配がきつくなる。
林道と言えどもなめてはいけない。
勾配がかなりキツイのだ。。。
駐車場から登山道の入口まで、350mの高低差を上がるのだから。
炎天下の中、着実に水分が奪われていく。。。
途中、登山地図に書かれている水場があった。
しかし、水はほとんど出ていない。。。
それでも、この時点で水を確保しておくべきであった。
作業道出合から1時間。
先ほど我々を抜いて行った軽トラが停まっていた。
ここを右に行くと備前山という標高797mの山頂に出るが、今回はスルーする。
そしてようやく登山口に到着。
長い林道歩きだった。。。
ここまで出発してから2時間掛かっている。
地図のコースタイムの1.5倍の時間だ。
掛かり過ぎだ。この時点ではそう思ったが、
コースタイムの記載がおかしいと後でわかることになる。
登山道に入ると、ブナなどに囲まれた歩きやすい道となる。
適度にアップダウンのある爽やかな道が続く。
道は整備されており歩きやすい。
途中の分岐。地図には記載されていないが、大杉山とはどこのことだろう?
しばらく進むと林を抜ける。
草原が見えてきたら頂上はもう少し。
この坂を登り切れば、頂上である。
ふぃ~到着!!!
大量の赤とんぼ(予想)がお出迎えしてくれる。
頂上付近はこじんまりとした広場になっている。
蘇武岳の標高は1074m。
展望のきく頂上はやはり気持ちがいい。
さわやかな風が吹き抜ける。
一歩ずつ登ってきて頂上に立つ時のあの感じは
やはり何にも代え難いものがある。
頂上ってやっぱりいいなぁと思う(笑)
頂上には先客がおり、「お!早いな」と声を掛けてきた。
よく見ると、先ほどの軽トラに乗っていた人たちだ。
関係者の方とかじゃなくて登山目的の人だったのか・・・
それにしても、早いなって・・・いやいやそんなことないですよ。
コースタイムの1.5倍掛かってますから・・・
あれ?登山口からはここまでは1時間ちょっとで来てるな。。コースタイムより早いぞ・・・
我々が遅いのではなくて、コースタイムが恐らくおかしいのだ。
きっと林道の勾配が考慮されてないんじゃないか??(笑)
蘇武岳から見える山々が記されていた。
去年登った氷ノ山は見えるかな、と目をやると・・・
・・・おそらく、あれかな???(間違っている可能性があります。。。)
この日は若干空がかすんでおり、ギリギリ氷ノ山と思しき山が確認できるくらいであった。
天気が良ければ日本海も見えるらしいが・・・
登ってきた方向を見る。
たぶん、あの山の向こうから登って来たんだろう(予想)
さて、頂上でお弁当を食べる。
水は各々1リットル持って来ていたが、ここで使い切ってしまった。。。
帰りは、大丈夫だろうか。。。
その2へ続く
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2013-09-10
と言うのはウソなのだが、兵庫県北部に国道482号線という国道が走っている。
昔は至る所で分断されていたが、最近はトンネルが続々と出来、
かなり繋がって来ている国道だ。
その中でも特に長いトンネルに「蘇武トンネル」と言うものがある。
私はその蘇武トンネルを通る度に、
このトンネルの上にある山に登ってみたいという衝動に駆られていた。
そう、その山こそ、蘇武岳である。
今回は夏休みを利用して父親と登りに行ってきた、
そのレポートをお届けしたいと思う。
蘇武岳へのアプローチは主に神鍋高原からと阿瀬渓谷からの2つがあるが、
今回は神鍋高原から登ることにした。
名色の駐車場に車を停める。
駐車場は限りなく広い。
冬場はスキー場の駐車場として賑わうのだろう。
・・・と思ったら名色スキー場は2010年のシーズンをもって廃止されてしまったらしい。。。
さぁいよいよ出発である。
蘇武岳への入口には標識が設置されている。
ちなみに蘇武岳頂上はここからは見えてない・・・と思う。
しばらく進むと電気柵がある。
この電気柵については事前に調査しており、
昼間は電気が流れていないという情報を入手していたが、
なぜか柵は張っておらず、普通に素通りできてしまった。
コースの至る箇所にこのような標識があり、現在地を把握できるようになっている。
名色~蘇武岳頂上のコースはかなりの割合を林道が占める。
林道と言っても一般車は立ち入り禁止なので、車に気を使うことはない。
・・・と思ったら、1台の軽トラが通過して行った。
林業関係者の方だろうか。
出発から30分で、作業道出合。
この写真は、1つ前の軽トラがいる辺りから振り返って撮ったものである。
ここからは勾配がきつくなる。
林道と言えどもなめてはいけない。
勾配がかなりキツイのだ。。。
駐車場から登山道の入口まで、350mの高低差を上がるのだから。
炎天下の中、着実に水分が奪われていく。。。
途中、登山地図に書かれている水場があった。
しかし、水はほとんど出ていない。。。
それでも、この時点で水を確保しておくべきであった。
作業道出合から1時間。
先ほど我々を抜いて行った軽トラが停まっていた。
ここを右に行くと備前山という標高797mの山頂に出るが、今回はスルーする。
そしてようやく登山口に到着。
長い林道歩きだった。。。
ここまで出発してから2時間掛かっている。
地図のコースタイムの1.5倍の時間だ。
掛かり過ぎだ。この時点ではそう思ったが、
コースタイムの記載がおかしいと後でわかることになる。
登山道に入ると、ブナなどに囲まれた歩きやすい道となる。
適度にアップダウンのある爽やかな道が続く。
道は整備されており歩きやすい。
途中の分岐。地図には記載されていないが、大杉山とはどこのことだろう?
しばらく進むと林を抜ける。
草原が見えてきたら頂上はもう少し。
この坂を登り切れば、頂上である。
ふぃ~到着!!!
大量の赤とんぼ(予想)がお出迎えしてくれる。
頂上付近はこじんまりとした広場になっている。
蘇武岳の標高は1074m。
展望のきく頂上はやはり気持ちがいい。
さわやかな風が吹き抜ける。
一歩ずつ登ってきて頂上に立つ時のあの感じは
やはり何にも代え難いものがある。
頂上ってやっぱりいいなぁと思う(笑)
頂上には先客がおり、「お!早いな」と声を掛けてきた。
よく見ると、先ほどの軽トラに乗っていた人たちだ。
関係者の方とかじゃなくて登山目的の人だったのか・・・
それにしても、早いなって・・・いやいやそんなことないですよ。
コースタイムの1.5倍掛かってますから・・・
あれ?登山口からはここまでは1時間ちょっとで来てるな。。コースタイムより早いぞ・・・
我々が遅いのではなくて、コースタイムが恐らくおかしいのだ。
きっと林道の勾配が考慮されてないんじゃないか??(笑)
蘇武岳から見える山々が記されていた。
去年登った氷ノ山は見えるかな、と目をやると・・・
・・・おそらく、あれかな???(間違っている可能性があります。。。)
この日は若干空がかすんでおり、ギリギリ氷ノ山と思しき山が確認できるくらいであった。
天気が良ければ日本海も見えるらしいが・・・
登ってきた方向を見る。
たぶん、あの山の向こうから登って来たんだろう(予想)
さて、頂上でお弁当を食べる。
水は各々1リットル持って来ていたが、ここで使い切ってしまった。。。
帰りは、大丈夫だろうか。。。
その2へ続く
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2013-09-10
【プチ登山】御岳~奥多摩もえぎの湯(その2) [山]
<その1の続き>
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-12-05
さて、御岳山からは奥多摩駅方面へと下る。
いわゆる「鳩ノ巣道」と言うやつである。
入口が分かりにくくて、一瞬違う道に入ってしまった。
最初はこのようなコンクリートの心細い道であるが、
ほどなく、山道っぽい道に変わる。
景色はご覧の通り。
木々の間から、どこかの山並みが見えている。
何山かな?
本仁田山かな?
落ち葉でいっぱいの登山道をなだらかに下っていく。
人もいないし、夕暮れの静けさと、
ザクッ、ザクッと落ち葉を踏み進めて行く感じがたまらない。
たまに道幅が細い箇所があり、転落しないよう慎重に進む。
1時間程歩くと、大楢峠に到着。
もちろんこんな時間に誰もいない。
大楢峠は城山を挟んで鳩ノ巣へ向かう道と、奥多摩へ向かう道、
そして林道梅沢線が分岐している。
歩けなくなるくらい暗くなったら、林道梅沢線に逃げようかと考えていたが、
林道と言っても、草が生い茂ったダートで、登山道とあまり変わらない。。
さぁ、あまり休んではいられない。
暗くなる前に降りなくては。
奥多摩方面へ向け、歩きだす。
奥多摩方面?の景色が見える場所があった。
日が暮れて行く。
夕暮れ時、山の中の静けさも相まって、
何とも言えない落ち着いた気分になる。
が、暗くなる前に降りなくては・・・
ひょえ~、、杉林に入ると一気に暗くなる。。
写真は明るく見えるが、本当はやばい、
足元が見えるか見えないかくらいの明るさだ・・・
慎重に、慎重に下る。。
16時45分ごろ、歩ける明るさのギリギリのタイミングで車道へ出る。
ふ~、間に合ってよかった~、
もうちょい遅かったら、完全に暗くて歩けなくなるところであった。
大反省である。今度からはきちんとヘッドランプを持って来よう。。。
ここからは車道を歩いて奥多摩駅へ。
途中、トンネル工事が行われていた。
これは、国道411号と並行する対岸の道路っぽい。
辺りはすっかり真っ暗。
東京って日が落ちるのがほんと早い。。
登山口に降りてほっとしていたが、奥多摩までが意外と遠い。。。
そして寒い。。。
今日はもえぎの湯に寄る。
こちら側からもえぎの湯へ行くには、写真の箇所を曲がらなければならない。
なんとも分かりにくい路地である。
私は見落として通り過ごしてしまい、
対岸へ渡る橋を探して氷川キャンプ場の辺りをうろうろしてしまった。。。
これこれ、この橋を渡るのだ。
ふ~、なんとか到着。
多少混んでいたが、ゆったりあったまって、リフレッシュ。
奥多摩のプチ登山としてはなかなか手頃なコースであった。
次はもっと早く出発して・・・そしてヘッドランプを必ず持ってこよう。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-12-05
さて、御岳山からは奥多摩駅方面へと下る。
いわゆる「鳩ノ巣道」と言うやつである。
入口が分かりにくくて、一瞬違う道に入ってしまった。
最初はこのようなコンクリートの心細い道であるが、
ほどなく、山道っぽい道に変わる。
景色はご覧の通り。
木々の間から、どこかの山並みが見えている。
何山かな?
本仁田山かな?
落ち葉でいっぱいの登山道をなだらかに下っていく。
人もいないし、夕暮れの静けさと、
ザクッ、ザクッと落ち葉を踏み進めて行く感じがたまらない。
たまに道幅が細い箇所があり、転落しないよう慎重に進む。
1時間程歩くと、大楢峠に到着。
もちろんこんな時間に誰もいない。
大楢峠は城山を挟んで鳩ノ巣へ向かう道と、奥多摩へ向かう道、
そして林道梅沢線が分岐している。
歩けなくなるくらい暗くなったら、林道梅沢線に逃げようかと考えていたが、
林道と言っても、草が生い茂ったダートで、登山道とあまり変わらない。。
さぁ、あまり休んではいられない。
暗くなる前に降りなくては。
奥多摩方面へ向け、歩きだす。
奥多摩方面?の景色が見える場所があった。
日が暮れて行く。
夕暮れ時、山の中の静けさも相まって、
何とも言えない落ち着いた気分になる。
が、暗くなる前に降りなくては・・・
ひょえ~、、杉林に入ると一気に暗くなる。。
写真は明るく見えるが、本当はやばい、
足元が見えるか見えないかくらいの明るさだ・・・
慎重に、慎重に下る。。
16時45分ごろ、歩ける明るさのギリギリのタイミングで車道へ出る。
ふ~、間に合ってよかった~、
もうちょい遅かったら、完全に暗くて歩けなくなるところであった。
大反省である。今度からはきちんとヘッドランプを持って来よう。。。
ここからは車道を歩いて奥多摩駅へ。
途中、トンネル工事が行われていた。
これは、国道411号と並行する対岸の道路っぽい。
辺りはすっかり真っ暗。
東京って日が落ちるのがほんと早い。。
登山口に降りてほっとしていたが、奥多摩までが意外と遠い。。。
そして寒い。。。
今日はもえぎの湯に寄る。
こちら側からもえぎの湯へ行くには、写真の箇所を曲がらなければならない。
なんとも分かりにくい路地である。
私は見落として通り過ごしてしまい、
対岸へ渡る橋を探して氷川キャンプ場の辺りをうろうろしてしまった。。。
これこれ、この橋を渡るのだ。
ふ~、なんとか到着。
多少混んでいたが、ゆったりあったまって、リフレッシュ。
奥多摩のプチ登山としてはなかなか手頃なコースであった。
次はもっと早く出発して・・・そしてヘッドランプを必ず持ってこよう。
【プチ登山】御岳~奥多摩もえぎの湯(その1) [山]
これは先々週日曜日のお話。
見渡すばかりの青空が広がっていたので、
たまらず1人、プチ登山に出掛けた。
1人で登山に行くのは、初めてである。
行き先は奥多摩と決めていた。
時間はお昼になりつつあったので、
地図を見ながら3時間くらいのコースを選定し、
御嶽駅から御岳山へ登り、奥多摩へ降りるルートに決定した。
御岳駅、13時15分着。
はっきり言って遅過ぎるが、
駅前は観光客で賑わっている。
駅前で休憩している、なんかトレイルランニングしてるっぽい?人たちに、
「今から来る人おんねんなー(なぜか関西弁表記)」と言われてしまう。。。
遅いことは重々承知である。
駅前には黄色の紅葉と・・・
赤色の紅葉がある。
車掌さんの粋な車内放送によると、
この駅の紅葉を見るために、今日はたくさんの人に訪れてもらっているとのこと。
御岳山へのケーブル乗り場へ向かうバスに乗る。
この時間だが、バスは満員。
ケーブル乗り場まで片道270円。
琴沢辺りから、駐車場待ちの渋滞にぶち当たった。
こんな時間でもこれほど混んでいるとは・・・さすが東京クオリティ。
でも、路線バスはそんなのお構いなし。
ふいに対向車線に出たかと思うと、そのまま車列を横目に登っていく。
車内で「さすが路線バス!!」と歓声があがる。
バスを降りてしばらく登ると、
ケーブルカーの線路が頭上をすごい角度で登って行く。
線路をくぐり右へ行くとすぐにケーブル乗り場だが、
今日は歩いて登ろうと決めたのだ。
13時40分、登山開始!!
御岳山頂上まで3.4km
コースタイムではちょうど1時間。
このような杉の巨木が至る所に存在する。
軽自動車がきわきわ通れるくらいの車道がひたすら続く。
傾斜もきつく、つづら折れで高度を稼ぐ。
途中、クロネコや佐川、登山道管理の車などとすれ違う。
後は降りてくる人たちばかりで、登りの人とはほとんど出会わない。。。
すごい傾斜だが、ゆっくりゆっくり登っていく。
早いペースで登ればしんどいが、
自分のペースで少しずつ登っていけばなんてことない、と思う。。。
若干負荷が掛かるくらいのペースで一歩ずつ進んで行くのは、
なかなか気持ちいいものだ。
登りでは歩幅を狭くして歩くのがコツである。
途中でケーブルカーの線路がよく見える地点が2箇所くらいある。
これはその1箇所目。
なにやら奥に隧道?のようなものが見える。
ケーブルカーの写真を撮っている人もいた。
ケーブルが頭上を行く。
何本くらいケーブルカーに抜かれただろうか。
登山道からは、ケーブルの発車ベルが頻繁に聞こえるのだ。
登山開始から45分くらいで、ケーブルカー頂上駅からの道と合流する。
そこからはかなり観光地テイストとなる。
いきなり山の上に街が現れるので少しびっくりする。
関西で言うなら、高野山を「ぎゅっ!」と縮めたような感じであろうか。
写真はユースホステル。こんなところにもユースがあるのか。。
頂上方面に進むと、写真のような茶屋やお土産屋ゾーンとなる。
と言ってもこのゾーンは一瞬で終わる。
御岳山山頂は神社となっている。
整備されたきれいな階段だが、それなりにえげつない段数である。
奥の奥まで進むと・・・
このようなこじんまりとしたお社にたどり着く。
三角点などは見当たらなかったが、
一番高そうな場所であるこの場所がおそらく頂上か?
標高は929m。我が地元神戸の六甲山931mとほぼ同じである。
山頂から近道を通り、長尾平展望台へと向かう。
長尾平展望台へ向かう分岐には茶屋があり、
多くの休憩客で賑わっていた。
展望台方面に進むと開けた場所があり、
太極拳や日本武道の稽古をしている人たちがいた。
なんとも不思議な光景であった。
長尾平からの展望。
東京都心が遠くに見える。
景色にしばし癒される。
時計に目をやると、14時50分。
さぁ、早く下山しなくては・・・
その2へ続く。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-12-19
見渡すばかりの青空が広がっていたので、
たまらず1人、プチ登山に出掛けた。
1人で登山に行くのは、初めてである。
行き先は奥多摩と決めていた。
時間はお昼になりつつあったので、
地図を見ながら3時間くらいのコースを選定し、
御嶽駅から御岳山へ登り、奥多摩へ降りるルートに決定した。
御岳駅、13時15分着。
はっきり言って遅過ぎるが、
駅前は観光客で賑わっている。
駅前で休憩している、なんかトレイルランニングしてるっぽい?人たちに、
「今から来る人おんねんなー(なぜか関西弁表記)」と言われてしまう。。。
遅いことは重々承知である。
駅前には黄色の紅葉と・・・
赤色の紅葉がある。
車掌さんの粋な車内放送によると、
この駅の紅葉を見るために、今日はたくさんの人に訪れてもらっているとのこと。
御岳山へのケーブル乗り場へ向かうバスに乗る。
この時間だが、バスは満員。
ケーブル乗り場まで片道270円。
琴沢辺りから、駐車場待ちの渋滞にぶち当たった。
こんな時間でもこれほど混んでいるとは・・・さすが東京クオリティ。
でも、路線バスはそんなのお構いなし。
ふいに対向車線に出たかと思うと、そのまま車列を横目に登っていく。
車内で「さすが路線バス!!」と歓声があがる。
バスを降りてしばらく登ると、
ケーブルカーの線路が頭上をすごい角度で登って行く。
線路をくぐり右へ行くとすぐにケーブル乗り場だが、
今日は歩いて登ろうと決めたのだ。
13時40分、登山開始!!
御岳山頂上まで3.4km
コースタイムではちょうど1時間。
このような杉の巨木が至る所に存在する。
軽自動車がきわきわ通れるくらいの車道がひたすら続く。
傾斜もきつく、つづら折れで高度を稼ぐ。
途中、クロネコや佐川、登山道管理の車などとすれ違う。
後は降りてくる人たちばかりで、登りの人とはほとんど出会わない。。。
すごい傾斜だが、ゆっくりゆっくり登っていく。
早いペースで登ればしんどいが、
自分のペースで少しずつ登っていけばなんてことない、と思う。。。
若干負荷が掛かるくらいのペースで一歩ずつ進んで行くのは、
なかなか気持ちいいものだ。
登りでは歩幅を狭くして歩くのがコツである。
途中でケーブルカーの線路がよく見える地点が2箇所くらいある。
これはその1箇所目。
なにやら奥に隧道?のようなものが見える。
ケーブルカーの写真を撮っている人もいた。
ケーブルが頭上を行く。
何本くらいケーブルカーに抜かれただろうか。
登山道からは、ケーブルの発車ベルが頻繁に聞こえるのだ。
登山開始から45分くらいで、ケーブルカー頂上駅からの道と合流する。
そこからはかなり観光地テイストとなる。
いきなり山の上に街が現れるので少しびっくりする。
関西で言うなら、高野山を「ぎゅっ!」と縮めたような感じであろうか。
写真はユースホステル。こんなところにもユースがあるのか。。
頂上方面に進むと、写真のような茶屋やお土産屋ゾーンとなる。
と言ってもこのゾーンは一瞬で終わる。
御岳山山頂は神社となっている。
整備されたきれいな階段だが、それなりにえげつない段数である。
奥の奥まで進むと・・・
このようなこじんまりとしたお社にたどり着く。
三角点などは見当たらなかったが、
一番高そうな場所であるこの場所がおそらく頂上か?
標高は929m。我が地元神戸の六甲山931mとほぼ同じである。
山頂から近道を通り、長尾平展望台へと向かう。
長尾平展望台へ向かう分岐には茶屋があり、
多くの休憩客で賑わっていた。
展望台方面に進むと開けた場所があり、
太極拳や日本武道の稽古をしている人たちがいた。
なんとも不思議な光景であった。
長尾平からの展望。
東京都心が遠くに見える。
景色にしばし癒される。
時計に目をやると、14時50分。
さぁ、早く下山しなくては・・・
その2へ続く。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-12-19
槍ヶ岳 3日目 [山]
槍ヶ岳登山3日目。
昨日槍の頂上を制した我々。今日はひたすら下るのみである。
2日目後編はこちらから。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-08-18
3日目は生憎の雨。
レインウェアとザックカバーをセットして、槍ヶ岳山荘を後にする。
ただひたすら下っていく。
雨だったのであまり写真がない・・・
最初は草すら生えていなかった岩道だったが、
徐々に植物が現れ始め、道も砂道に変化していく。
槍ヶ岳山荘から2時間弱で天狗原分岐。
それにしても、登りも下りも人が多い。
韓国の人も多いのだ。槍ヶ岳は韓国人に人気らしい。
登りの人は全員息を切らしている。
延々と続く登りはキツイだろうなぁ。。。
今日もコロンビアは異彩を放っている。
今日は「かわいいカバーしてるね!」と声を掛けられていた。
壮大な谷となっている槍沢。
雪渓を渡る。
昨日、道間違いの序章となった大曲に到着。
この沢を登り続けると道を間違います。
みなさん、道間違いには本当に気をつけましょう。
そしてさらに下る。そう、ひたすら。
皆疲れているのか、口数も少なめである。
出発から5時間、横尾山荘まで戻ってきた。
お腹も空いたので、槍ヶ岳山荘で買ったお弁当を食べる。
一見美味しそうなおこわなのだが・・・あまり美味しくない。。。
寒さもあり、横尾山荘でカレーを頼みたい欲望が湧き上がってくる・・・
足が痛いが、残りの散策路を上高地方面へ。
あと3時間の辛抱だ。
下っていると、足の指と土踏まずの間の、
ちょうど動物でいう「肉球」に当たる部分が痛くなってくる。
ここが痛くならないためには、もはや毎週登山するとか慣れるしかないんじゃないかと、
友人Nと語りながら、進む。
槍ヶ岳山荘を出てから実に9時間・・・
ようやく上高地バスターミナルに戻ってきた。
山の人から下界の人へと身なりを変身し、
登山靴を脱ぐことによって、足の痛みからも・・・解放されない。
帰りはタクシーで新島々へ。
タクシーの運ちゃんによると、今年は天気予報が悪かったせいか、
例年よりも登山者が少ないらしい。
そして初めての松本電鉄。
マニアックな話だが、車両は京王井の頭線で使われていた3000系のお古なのだ。
松本駅。少し時間があったので、恒例のそば屋で夜ごはん。
恒例のそば屋とは・・・
ここが恒例のそば屋。
大学時代、社会人2年目、そして今年と、
北アルに来るたびになぜか寄っているそば屋なのである。
3回目にしてついに店主のおばちゃんと会話する。
そのおばちゃんに教えてもらった駅前の銅像。
「播隆上人」と言う人で、槍ヶ岳に初めて登頂した人らしい。
初めての登頂とか、登山道を開拓した人とかって、本当にすごいと思う。。。
その後は気分が悪くなる特急しなので名古屋~関西に帰宅。
帰ったら日付が変わる直前だった。
やはり日本アルプスは関西から遠いと実感する。
2012年槍ヶ岳編、完
昨日槍の頂上を制した我々。今日はひたすら下るのみである。
2日目後編はこちらから。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-08-18
3日目は生憎の雨。
レインウェアとザックカバーをセットして、槍ヶ岳山荘を後にする。
ただひたすら下っていく。
雨だったのであまり写真がない・・・
最初は草すら生えていなかった岩道だったが、
徐々に植物が現れ始め、道も砂道に変化していく。
槍ヶ岳山荘から2時間弱で天狗原分岐。
それにしても、登りも下りも人が多い。
韓国の人も多いのだ。槍ヶ岳は韓国人に人気らしい。
登りの人は全員息を切らしている。
延々と続く登りはキツイだろうなぁ。。。
今日もコロンビアは異彩を放っている。
今日は「かわいいカバーしてるね!」と声を掛けられていた。
壮大な谷となっている槍沢。
雪渓を渡る。
昨日、道間違いの序章となった大曲に到着。
この沢を登り続けると道を間違います。
みなさん、道間違いには本当に気をつけましょう。
そしてさらに下る。そう、ひたすら。
皆疲れているのか、口数も少なめである。
出発から5時間、横尾山荘まで戻ってきた。
お腹も空いたので、槍ヶ岳山荘で買ったお弁当を食べる。
一見美味しそうなおこわなのだが・・・あまり美味しくない。。。
寒さもあり、横尾山荘でカレーを頼みたい欲望が湧き上がってくる・・・
足が痛いが、残りの散策路を上高地方面へ。
あと3時間の辛抱だ。
下っていると、足の指と土踏まずの間の、
ちょうど動物でいう「肉球」に当たる部分が痛くなってくる。
ここが痛くならないためには、もはや毎週登山するとか慣れるしかないんじゃないかと、
友人Nと語りながら、進む。
槍ヶ岳山荘を出てから実に9時間・・・
ようやく上高地バスターミナルに戻ってきた。
山の人から下界の人へと身なりを変身し、
登山靴を脱ぐことによって、足の痛みからも・・・解放されない。
帰りはタクシーで新島々へ。
タクシーの運ちゃんによると、今年は天気予報が悪かったせいか、
例年よりも登山者が少ないらしい。
そして初めての松本電鉄。
マニアックな話だが、車両は京王井の頭線で使われていた3000系のお古なのだ。
松本駅。少し時間があったので、恒例のそば屋で夜ごはん。
恒例のそば屋とは・・・
ここが恒例のそば屋。
大学時代、社会人2年目、そして今年と、
北アルに来るたびになぜか寄っているそば屋なのである。
3回目にしてついに店主のおばちゃんと会話する。
そのおばちゃんに教えてもらった駅前の銅像。
「播隆上人」と言う人で、槍ヶ岳に初めて登頂した人らしい。
初めての登頂とか、登山道を開拓した人とかって、本当にすごいと思う。。。
その後は気分が悪くなる特急しなので名古屋~関西に帰宅。
帰ったら日付が変わる直前だった。
やはり日本アルプスは関西から遠いと実感する。
2012年槍ヶ岳編、完
槍ヶ岳 2日目 後編 [山]
さぁ、槍登山2日目後編。
いよいよ頂上にアタックである。
2日目前編はこちら。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120817
槍ヶ岳山荘から見る槍ヶ岳。
今からあのてっぺんに行きます!!
多くの人がアタックを試みている。
槍ヶ岳頂上までの残り0.2kmが最大の試練だ・・・
と友人K。
彼は高所恐怖症。。。果たして登れるのか。。。
あぁ・・・
そうこうしているうちに団体さん(30名くらい)に先を越されてしまった。。。
これは時間がかかりそうな予感。。。
槍ヶ岳頂上のアタックルートは、登りと下りで分かれている。
(一部は一緒になっているが。)
ロッククライミングのように、急な岩場を登っていく。
3点確保を忘れずに・・・
でも危険な場所にはクサリやハシゴが設置されているので、
死ぬほど危険という訳ではない。
ふと横に目をやると、とんがった岩が。
友人Nによると、これが「小槍」らしい。
こやりと言えば・・・
アルプス一万尺、こやりのう~えで♪という歌があるが、
実はあの「こやり」はこの岩のことらしい。
全然知らんかった。。。
ってか、あの上でアルペン踊りはおどれんだろ・・・
そしてこの小槍、登るには本格的なロッククライミング技術が必要とのこと。
よく見てみると・・・
クライミングをしている方が・・・!!!
もはやすごいとしかいいようがない。。。
片や大槍の方はと言うと・・・相変わらずの大渋滞。
途中の長いハシゴでどうしても時間がかかってしまうようだ。
風が冷たく、動かないと冷えてくる・・・
写真の上の方が途中の長いハシゴ。
ハシゴの途中で待たされている人とか大変だろうな。。。
途中にはこんな杭しかないところが・・・
足場を選びながら、慎重に進む。
最後のハシゴが見えてきた。
これを登れば、頂上!もう少し!!
ちなみに、友人Kはこの時足が震えていた・・・頑張れ!!
つ、ついに来てしまった。。。
槍のてっぺんに来てしまったよ!!
感動で泣きそうになる。
頂上は人でいっぱい。。。
そこまで広くもないが、めちゃくちゃ狭いわけでもない。
頂上にはお社がある。
この世のものとは思えないような景色が広がる。
360度の展望だ。
しばし頂上の世界を堪能する。
さぁ、登ったら、、、そう、、、下らなければならない。
ハシゴに身を託して、慎重に下ろう。
ちなみに、頂上でこのハシゴを掛けたというおじいさんと出会った。
おじいさん曰く、「ワシが掛けたハシゴだから絶対安全だよ」と。。。
ハシゴが掛かるまでは、左隣の岩肌を下っていたらしく、滑落者も多かったらしい。
安全に槍ヶ岳まで登れるようにしてくださったおじいさんに感謝。
頂上直前の2段ハシゴを下から撮影。
ハシゴを降りると・・・下りもやはり渋滞・・・
渋滞待ちの皆さん。
一部、足をどこに掛けようか迷う箇所もあるが、
クサリを頼りに、慎重に降りれば問題ないレベル。
落石を起こさないように、気をつけながら進む。
渋滞待ちを繰り返しながら・・・
無事、下山。
お疲れ様でした。
緊張感から解き放たれ、倒れこむ友人K。
頂上で多少ゆっくりしたとはいえ、往復で2時間半もかかった。。。
(通常なら片道20~30分程度らしい。)
渋滞恐るべし。。。
さて、登山の後はこれである。
槍ヶ岳を見ながら飲む生ビール。。。
登頂後の充実感と解放感のある景色、これほど幸せなことはない。
遠く向こうには常念岳が見えている。
大学時代に常念岳に登った時にはあちらから槍ヶ岳を眺めていた。
7年の歳月を掛けてこちら側に来たわけだ。
(時間を掛け過ぎである・・・)
夕日に照らされ、ますます壮観さを増す槍ヶ岳。
今から登り始める人もいる。
きっと頂上での夕日を狙うのだろう。
気分が良くて生ビール3杯も飲んでしまった・・・
ちなみに1杯のお値段は1000円。
槍ヶ岳山荘前からの景色も素晴らしい。
ほんと、晴れてよかった。
夕刻になり、夕日を眺める人々が増えてくる。
雲海と夕日。
雲のある景色が好きな友人N。
もういっちょ。
大槍と小槍。
さぁ、ビールも飲んだし夕日も見たので夜ごはんを食べよう。
夜、ふと外に出てみると、満天の星空が広がっていた。
常念岳方面は、街の灯りが明るいらしく、
写真で30秒露光するとこんな感じに。
山荘と星空。
この日はちょうどペルセウス流星群の最盛期で、
1~2分に1度は流れ星が流れていた。
槍ヶ岳はいつ撮っても絵になりますね。
山の上から星空を眺めたのは何年振りだろうか。
3日目に続く。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-08-19
いよいよ頂上にアタックである。
2日目前編はこちら。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120817
槍ヶ岳山荘から見る槍ヶ岳。
今からあのてっぺんに行きます!!
多くの人がアタックを試みている。
槍ヶ岳頂上までの残り0.2kmが最大の試練だ・・・
と友人K。
彼は高所恐怖症。。。果たして登れるのか。。。
あぁ・・・
そうこうしているうちに団体さん(30名くらい)に先を越されてしまった。。。
これは時間がかかりそうな予感。。。
槍ヶ岳頂上のアタックルートは、登りと下りで分かれている。
(一部は一緒になっているが。)
ロッククライミングのように、急な岩場を登っていく。
3点確保を忘れずに・・・
でも危険な場所にはクサリやハシゴが設置されているので、
死ぬほど危険という訳ではない。
ふと横に目をやると、とんがった岩が。
友人Nによると、これが「小槍」らしい。
こやりと言えば・・・
アルプス一万尺、こやりのう~えで♪という歌があるが、
実はあの「こやり」はこの岩のことらしい。
全然知らんかった。。。
ってか、あの上でアルペン踊りはおどれんだろ・・・
そしてこの小槍、登るには本格的なロッククライミング技術が必要とのこと。
よく見てみると・・・
クライミングをしている方が・・・!!!
もはやすごいとしかいいようがない。。。
片や大槍の方はと言うと・・・相変わらずの大渋滞。
途中の長いハシゴでどうしても時間がかかってしまうようだ。
風が冷たく、動かないと冷えてくる・・・
写真の上の方が途中の長いハシゴ。
ハシゴの途中で待たされている人とか大変だろうな。。。
途中にはこんな杭しかないところが・・・
足場を選びながら、慎重に進む。
最後のハシゴが見えてきた。
これを登れば、頂上!もう少し!!
ちなみに、友人Kはこの時足が震えていた・・・頑張れ!!
つ、ついに来てしまった。。。
槍のてっぺんに来てしまったよ!!
感動で泣きそうになる。
頂上は人でいっぱい。。。
そこまで広くもないが、めちゃくちゃ狭いわけでもない。
頂上にはお社がある。
この世のものとは思えないような景色が広がる。
360度の展望だ。
しばし頂上の世界を堪能する。
さぁ、登ったら、、、そう、、、下らなければならない。
ハシゴに身を託して、慎重に下ろう。
ちなみに、頂上でこのハシゴを掛けたというおじいさんと出会った。
おじいさん曰く、「ワシが掛けたハシゴだから絶対安全だよ」と。。。
ハシゴが掛かるまでは、左隣の岩肌を下っていたらしく、滑落者も多かったらしい。
安全に槍ヶ岳まで登れるようにしてくださったおじいさんに感謝。
頂上直前の2段ハシゴを下から撮影。
ハシゴを降りると・・・下りもやはり渋滞・・・
渋滞待ちの皆さん。
一部、足をどこに掛けようか迷う箇所もあるが、
クサリを頼りに、慎重に降りれば問題ないレベル。
落石を起こさないように、気をつけながら進む。
渋滞待ちを繰り返しながら・・・
無事、下山。
お疲れ様でした。
緊張感から解き放たれ、倒れこむ友人K。
頂上で多少ゆっくりしたとはいえ、往復で2時間半もかかった。。。
(通常なら片道20~30分程度らしい。)
渋滞恐るべし。。。
さて、登山の後はこれである。
槍ヶ岳を見ながら飲む生ビール。。。
登頂後の充実感と解放感のある景色、これほど幸せなことはない。
遠く向こうには常念岳が見えている。
大学時代に常念岳に登った時にはあちらから槍ヶ岳を眺めていた。
7年の歳月を掛けてこちら側に来たわけだ。
(時間を掛け過ぎである・・・)
夕日に照らされ、ますます壮観さを増す槍ヶ岳。
今から登り始める人もいる。
きっと頂上での夕日を狙うのだろう。
気分が良くて生ビール3杯も飲んでしまった・・・
ちなみに1杯のお値段は1000円。
槍ヶ岳山荘前からの景色も素晴らしい。
ほんと、晴れてよかった。
夕刻になり、夕日を眺める人々が増えてくる。
雲海と夕日。
雲のある景色が好きな友人N。
もういっちょ。
大槍と小槍。
さぁ、ビールも飲んだし夕日も見たので夜ごはんを食べよう。
夜、ふと外に出てみると、満天の星空が広がっていた。
常念岳方面は、街の灯りが明るいらしく、
写真で30秒露光するとこんな感じに。
山荘と星空。
この日はちょうどペルセウス流星群の最盛期で、
1~2分に1度は流れ星が流れていた。
槍ヶ岳はいつ撮っても絵になりますね。
山の上から星空を眺めたのは何年振りだろうか。
3日目に続く。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-08-19
槍ヶ岳 2日目 前編 [山]
槍ヶ岳登山、2日目。
今日は槍沢ロッジから槍ヶ岳頂上を目指す、壮大な行程だ。
2日目は内容たっぷりなので、前編、後編に分けさせていただく。
1日目はこちらから。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120816
朝ご飯は5時。
早いもん順なので、行列に並ぶ。
1順目に入れなければ、さらに待つことになってしまう。
昨日の夜は雨が降っていたようだが、果たして天気は・・・
なんじゃこりゃー!!
信じられないことに雲ひとつない快晴!!
天気予報はなんだったんだ・・・!?
双眼鏡を覗けば・・・
槍ヶ岳の頂上が見えた!!
頂上には人がいるのが確認できる。
さぞかし気持ちがいいことだろう。
我々も、今日あそこまで行くのだ。
6時半、心躍らせ槍沢ロッジを出発。
30分でババ平キャンプ場。
それにしてもいい天気すぎる。。。
しばらく進むと、雪渓が現れた。
雪の上を滑らないように歩く。
雪渓の上はひんやりとした空気が漂っており、友人Kはぶるぶる震えていた。
しばらくすると、大曲に到着。
メインルートは谷を突き詰めていく沢ルートであるが、
今日は晴れているので、尾根道を歩こう!!ということで、
右に折れて、水俣乗越に向かう。
沢沿いの道を上がっていく。
しかし、途中から道らしきものがない・・・
まさか道を間違えたか??
しかし、微妙に道っぽい箇所があり、
もしかしたらそこを進めば道が現れるかも・・・と思い、
深入りしてしまう・・・そしたら。。。
なんじゃこりゃー!!!
気付けば斜度45度?くらいの急斜面に浮き石がごろごろしている所を登っていた。。。
こんなとこ絶対に登山道じゃない・・・
なんでこんな所に突き進んでしまったんだ。。。
突き進んでしまった張本人・・・
いえ、元はと言えば私が道を間違えたのが悪かったんだが・・・
登山とは怖いものである。
一歩道を間違えただけで、こんな危険地帯に。。。
一瞬脳裏を「事故」という言葉が浮かんだ瞬間だった。
「引き返す決断」と言うものがいかに大事かわかった。
落石、滑落を発生させないように気をつけながら、涙目で来た道を戻る。
そんな中でも景色だけは、最高だった。
戻ってみれば、大曲を少し過ぎた箇所で明らかにミスコースしていた。
正解は沢を渡って登山道に入るのだが、
赤い紐に気付かずそのまま沢を登ってしまったらしい。
計2時間のロス。。。
道間違いにはほんとに気をつけましょう。。。
気を取り直して、正規のルートを進む。
正規の登山ルートもつづら折りの急坂である。
しかし、浮き石が少なく、安全というものがどんなに素晴らしいかを実感する・・・
瞑想をする教祖様。
急坂過ぎるので、こまめに休憩を取りながら進む。
壮大な景色が広がる。
アルプスっぽい感じの山々。
午前11時、水俣乗越に到着。
ふ~、ものすごい上り坂だった。。。
高瀬ダム方面の景色。
ここからは展望がきく尾根道を進む。
しっかり股関節を伸ばして、Let's Go!!
目指す槍ヶ岳が見えている。
目標が見えると、俄然やる気も出てくる。
これから進む尾根道も見えている。
友人Kはものすごい軽やかな身のこなしで登り坂に強い。
休憩できそうな場所を選んでお昼休憩。
槍沢ロッジで頼んだお弁当を食べる。
お寿司っぽいご飯でなかなか美味しい。
少しずつ、槍が近くなってくる。
階段の道。
軽そうに見えるが、私の足にはかなりこたえる。。。
途中、こんな怖いハシゴが・・・
万が一手を滑らせたら終了。
一歩一歩、慎重に下る。
無事下りきった後に振り返る。
超ロングハシゴだ。。。
しかし、ものすごい所に道を作ったものだ。。。
槍ヶ岳~北鎌尾根の山容。
またもやハシゴ。
ここでハシゴに慣れておけば、槍山頂のハシゴも怖くないか。。
尾根道の怒涛の登りに足が言うことをきかなくなってくる。
暑さも容赦ない。手持ちの水が尽きかけてきた。
息が苦しく手足がしびれている。空気が薄くなってきたのか?
体力的にもかなりギリギリだ・・・
しかし景色だけは雄大で、めげそうな心を励ましてくれる。
でも高度感がかなり怖い箇所もあったりする。。。
死にそうになりながらも、ようやくヒュッテ大槍に到着。
ここでペットボトル500mを一気に飲み干す。
ホッと一息。
でも、我々に時間はない。
既に2時間ロスしてしまっているからだ。
曇らないうちに、槍の頂上に登りたい。
槍ヶ岳山荘へ向け最後の登りを進む。
ここからは1時間弱で着くはずだ。
槍ヶ岳山荘間際は、ごろごろした岩場の道となる。
ヒュッテ大槍方面を振り返ると壮大な景色が。
かなり「疲れるレベル」の高い尾根道だった。
午後2時、槍ヶ岳山荘に到着。
小屋の前は大勢の人で混みあっている。
さぁ、荷物を手放し、いよいよ槍ヶ岳にアタックだ!!
2日目 後編に続く。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120818
今日は槍沢ロッジから槍ヶ岳頂上を目指す、壮大な行程だ。
2日目は内容たっぷりなので、前編、後編に分けさせていただく。
1日目はこちらから。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120816
朝ご飯は5時。
早いもん順なので、行列に並ぶ。
1順目に入れなければ、さらに待つことになってしまう。
昨日の夜は雨が降っていたようだが、果たして天気は・・・
なんじゃこりゃー!!
信じられないことに雲ひとつない快晴!!
天気予報はなんだったんだ・・・!?
双眼鏡を覗けば・・・
槍ヶ岳の頂上が見えた!!
頂上には人がいるのが確認できる。
さぞかし気持ちがいいことだろう。
我々も、今日あそこまで行くのだ。
6時半、心躍らせ槍沢ロッジを出発。
30分でババ平キャンプ場。
それにしてもいい天気すぎる。。。
しばらく進むと、雪渓が現れた。
雪の上を滑らないように歩く。
雪渓の上はひんやりとした空気が漂っており、友人Kはぶるぶる震えていた。
しばらくすると、大曲に到着。
メインルートは谷を突き詰めていく沢ルートであるが、
今日は晴れているので、尾根道を歩こう!!ということで、
右に折れて、水俣乗越に向かう。
沢沿いの道を上がっていく。
しかし、途中から道らしきものがない・・・
まさか道を間違えたか??
しかし、微妙に道っぽい箇所があり、
もしかしたらそこを進めば道が現れるかも・・・と思い、
深入りしてしまう・・・そしたら。。。
なんじゃこりゃー!!!
気付けば斜度45度?くらいの急斜面に浮き石がごろごろしている所を登っていた。。。
こんなとこ絶対に登山道じゃない・・・
なんでこんな所に突き進んでしまったんだ。。。
突き進んでしまった張本人・・・
いえ、元はと言えば私が道を間違えたのが悪かったんだが・・・
登山とは怖いものである。
一歩道を間違えただけで、こんな危険地帯に。。。
一瞬脳裏を「事故」という言葉が浮かんだ瞬間だった。
「引き返す決断」と言うものがいかに大事かわかった。
落石、滑落を発生させないように気をつけながら、涙目で来た道を戻る。
そんな中でも景色だけは、最高だった。
戻ってみれば、大曲を少し過ぎた箇所で明らかにミスコースしていた。
正解は沢を渡って登山道に入るのだが、
赤い紐に気付かずそのまま沢を登ってしまったらしい。
計2時間のロス。。。
道間違いにはほんとに気をつけましょう。。。
気を取り直して、正規のルートを進む。
正規の登山ルートもつづら折りの急坂である。
しかし、浮き石が少なく、安全というものがどんなに素晴らしいかを実感する・・・
瞑想をする教祖様。
急坂過ぎるので、こまめに休憩を取りながら進む。
壮大な景色が広がる。
アルプスっぽい感じの山々。
午前11時、水俣乗越に到着。
ふ~、ものすごい上り坂だった。。。
高瀬ダム方面の景色。
ここからは展望がきく尾根道を進む。
しっかり股関節を伸ばして、Let's Go!!
目指す槍ヶ岳が見えている。
目標が見えると、俄然やる気も出てくる。
これから進む尾根道も見えている。
友人Kはものすごい軽やかな身のこなしで登り坂に強い。
休憩できそうな場所を選んでお昼休憩。
槍沢ロッジで頼んだお弁当を食べる。
お寿司っぽいご飯でなかなか美味しい。
少しずつ、槍が近くなってくる。
階段の道。
軽そうに見えるが、私の足にはかなりこたえる。。。
途中、こんな怖いハシゴが・・・
万が一手を滑らせたら終了。
一歩一歩、慎重に下る。
無事下りきった後に振り返る。
超ロングハシゴだ。。。
しかし、ものすごい所に道を作ったものだ。。。
槍ヶ岳~北鎌尾根の山容。
またもやハシゴ。
ここでハシゴに慣れておけば、槍山頂のハシゴも怖くないか。。
尾根道の怒涛の登りに足が言うことをきかなくなってくる。
暑さも容赦ない。手持ちの水が尽きかけてきた。
息が苦しく手足がしびれている。空気が薄くなってきたのか?
体力的にもかなりギリギリだ・・・
しかし景色だけは雄大で、めげそうな心を励ましてくれる。
でも高度感がかなり怖い箇所もあったりする。。。
死にそうになりながらも、ようやくヒュッテ大槍に到着。
ここでペットボトル500mを一気に飲み干す。
ホッと一息。
でも、我々に時間はない。
既に2時間ロスしてしまっているからだ。
曇らないうちに、槍の頂上に登りたい。
槍ヶ岳山荘へ向け最後の登りを進む。
ここからは1時間弱で着くはずだ。
槍ヶ岳山荘間際は、ごろごろした岩場の道となる。
ヒュッテ大槍方面を振り返ると壮大な景色が。
かなり「疲れるレベル」の高い尾根道だった。
午後2時、槍ヶ岳山荘に到着。
小屋の前は大勢の人で混みあっている。
さぁ、荷物を手放し、いよいよ槍ヶ岳にアタックだ!!
2日目 後編に続く。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120818