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槍ヶ岳 2日目 後編 [山]

さぁ、槍登山2日目後編。

いよいよ頂上にアタックである。


2日目前編はこちら。
http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/archive/20120817


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槍ヶ岳山荘から見る槍ヶ岳。

今からあのてっぺんに行きます!!


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多くの人がアタックを試みている。


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槍ヶ岳頂上までの残り0.2kmが最大の試練だ・・・

と友人K。

彼は高所恐怖症。。。果たして登れるのか。。。


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あぁ・・・

そうこうしているうちに団体さん(30名くらい)に先を越されてしまった。。。

これは時間がかかりそうな予感。。。


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槍ヶ岳頂上のアタックルートは、登りと下りで分かれている。

(一部は一緒になっているが。)

ロッククライミングのように、急な岩場を登っていく。

3点確保を忘れずに・・・

でも危険な場所にはクサリやハシゴが設置されているので、

死ぬほど危険という訳ではない。


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ふと横に目をやると、とんがった岩が。

友人Nによると、これが「小槍」らしい。

こやりと言えば・・・

アルプス一万尺、こやりのう~えで♪という歌があるが、

実はあの「こやり」はこの岩のことらしい。

全然知らんかった。。。

ってか、あの上でアルペン踊りはおどれんだろ・・・


そしてこの小槍、登るには本格的なロッククライミング技術が必要とのこと。

よく見てみると・・・


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クライミングをしている方が・・・!!!

もはやすごいとしかいいようがない。。。


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片や大槍の方はと言うと・・・相変わらずの大渋滞。

途中の長いハシゴでどうしても時間がかかってしまうようだ。

風が冷たく、動かないと冷えてくる・・・


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写真の上の方が途中の長いハシゴ。

ハシゴの途中で待たされている人とか大変だろうな。。。


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途中にはこんな杭しかないところが・・・

足場を選びながら、慎重に進む。


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最後のハシゴが見えてきた。


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これを登れば、頂上!もう少し!!

ちなみに、友人Kはこの時足が震えていた・・・頑張れ!!


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つ、ついに来てしまった。。。

槍のてっぺんに来てしまったよ!!

感動で泣きそうになる。


頂上は人でいっぱい。。。

そこまで広くもないが、めちゃくちゃ狭いわけでもない。


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頂上にはお社がある。


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この世のものとは思えないような景色が広がる。

360度の展望だ。

しばし頂上の世界を堪能する。


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さぁ、登ったら、、、そう、、、下らなければならない。

ハシゴに身を託して、慎重に下ろう。


ちなみに、頂上でこのハシゴを掛けたというおじいさんと出会った。

おじいさん曰く、「ワシが掛けたハシゴだから絶対安全だよ」と。。。

ハシゴが掛かるまでは、左隣の岩肌を下っていたらしく、滑落者も多かったらしい。

安全に槍ヶ岳まで登れるようにしてくださったおじいさんに感謝。


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頂上直前の2段ハシゴを下から撮影。


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ハシゴを降りると・・・下りもやはり渋滞・・・


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渋滞待ちの皆さん。


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一部、足をどこに掛けようか迷う箇所もあるが、

クサリを頼りに、慎重に降りれば問題ないレベル。

落石を起こさないように、気をつけながら進む。

渋滞待ちを繰り返しながら・・・


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無事、下山。

お疲れ様でした。

緊張感から解き放たれ、倒れこむ友人K。

頂上で多少ゆっくりしたとはいえ、往復で2時間半もかかった。。。

(通常なら片道20~30分程度らしい。)

渋滞恐るべし。。。


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さて、登山の後はこれである。

槍ヶ岳を見ながら飲む生ビール。。。

登頂後の充実感と解放感のある景色、これほど幸せなことはない。


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遠く向こうには常念岳が見えている。

大学時代に常念岳に登った時にはあちらから槍ヶ岳を眺めていた。

7年の歳月を掛けてこちら側に来たわけだ。

(時間を掛け過ぎである・・・)


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夕日に照らされ、ますます壮観さを増す槍ヶ岳。

今から登り始める人もいる。

きっと頂上での夕日を狙うのだろう。


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気分が良くて生ビール3杯も飲んでしまった・・・

ちなみに1杯のお値段は1000円。


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槍ヶ岳山荘前からの景色も素晴らしい。

ほんと、晴れてよかった。


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夕刻になり、夕日を眺める人々が増えてくる。


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雲海と夕日。


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雲のある景色が好きな友人N。


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もういっちょ。


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大槍と小槍。


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さぁ、ビールも飲んだし夕日も見たので夜ごはんを食べよう。


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夜、ふと外に出てみると、満天の星空が広がっていた。

常念岳方面は、街の灯りが明るいらしく、

写真で30秒露光するとこんな感じに。


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山荘と星空。

この日はちょうどペルセウス流星群の最盛期で、

1~2分に1度は流れ星が流れていた。


IMG_9234.jpg
槍ヶ岳はいつ撮っても絵になりますね。

山の上から星空を眺めたのは何年振りだろうか。


3日目に続く。

http://p-ting.blog.so-net.ne.jp/2012-08-19


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