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下ネタ兄さんのひとこと

先日、会社メンバー行き付けの居酒屋が店を閉めると言うことで、

会社メンバーでほぼ店を貸し切っての飲み会があり、

上司に誘われ参加することにした。

その店はかなり古くから営業していたらしく、

会社メンバーと言っても知らない人や偉い人たちがほとんどだった。


しまった、場違いな飲み会に来てしまったなぁ。。。


と思いつつも飲み会は始まった。

案の定私の周りは喋ったことも見たこともない人ばかり。

知らない人ばかりで話すこともなく、

特に何も喋らずに大人しくしていると、

やはり上司から「もっと喋らんかい」的に話を振られた。


いやいや、こんな知らん人ばっかの中でなかなか難しいですよ。。

と思ったが、隣に座っていたお兄さん(おじさん?)が下ネタの受けが悪く、

しょぼんとしている感じだったので、少し話しかけてみることにした。


「ご出身は姫路なんですか?」

そう、実は話の流れから彼が姫路出身っぽいことはわかっていたのだ。

「そうそう、姫路やねん。君はどこなん?」

「西宮です」

「お、同じ兵庫で同郷やん!実は俺姫路で生まれて、

その後高砂に移って、結婚してからは加古川住まいやねん」

「あ~播州を渡り歩いてますねぇ。

僕の知り合いにも加古川の子がいるんですけど、播州の人って・・・」


などと地元トークでしばし盛り上がってしまった。

そしてそのお兄さんにこう言われたのだ。


「もっとみんなと色々喋らんとあかんやん」

「いやぁ、こう知らない人ばかりだと難しいですよ」

「何言うてるねん、知らない人ばっかやからおもろいねんやんか」


??・・・知らない人ばっかやからおもろい・・・???


この言葉を聞いてハッとしてしまった。

合コンならまだしも、会社の飲み会でそんなこと考えたことなかったな。。


そうか、知らない人と交流するからこそ楽しいのか。


つまり、偶然この場に集まったこのメンバーで、

こいつ誰?から始まったとしても、その後訳のわからない話でとにかく盛り上がれば

それはそれで楽しいのである。

飲みの席ではお酒も入るのでそんなことは意外と容易である。


そんな訳のわからない飲み会がきっかけとなって、

その後、仲良くなることもきっとあるのだろう。

少し上の先輩がたぶんそうだ。

彼は会社の色んな人を知っているが、

その人も最初はこうやって訳のわからない飲み会で

訳のわからない話をしたところから仲良くなっていったのかもしれない。


知らない人に話しかけるのは体力を使うし、

会社の飲み会で体力を使うのもな・・・ひたすら黙っておこう!!!

と、全然会社員っぽくない考えを持っていた私だったが、

そこは視点を変えれば、全然知らん人たちと飲むこともまた、

違った面白みがあるのかも知れない。

というか、こういう飲み会ではそういう風にして行く方が、

きっと正解なんだろうなぁ、と思った。

上司や役員に媚を売るとか、名前を覚えてもらうとかではなくて、

ただ単にその方が楽しいというか。。。


そんなことを思わせてくれた下ネタ兄さんの言葉を、

忘れないように心に留めていようと思う。

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コメント 2

よ

知り合いの加古川の子です。
播州の人って…良い人ばかりですよね(笑)
by よ (2013-02-03 22:56) 

p-ting

もちろんおっしゃる通りでございます(笑)
by p-ting (2013-02-07 07:24) 

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